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B寝腐りスペシャリスト

布団との交際が本気すぎる。休息じゃなくて、現実の強制終了ボタン。

寝腐りスペシャリスト

睡眠を選んだんじゃない。睡眠があなたを選んだ。そしてもう、友達がガチで心配するレベルの本気の交際関係に入ってる。

「寝腐りスペシャリスト」は怠惰とは違う──正直、もう一人でも「早起きすればいいじゃん」って言ってきたら宇宙に苦情文を提出する。これはあなたの脳が「意識ってオプションなんだ」と発見して、無意識の方が圧倒的に痛くないと気づいた話。問題に向き合う?起きてなければ向き合わなくていいんだが?戦略としてはアレだけど、あなたの脳は見事なコミットメントでこれを遂行してる。

ここで実際に起きてるのは、教科書通りの回避型コーピングメカニズム。過剰な睡眠──もっと正確に言えば「過剰なベッド滞在時間」、だって正直いつも寝てるわけじゃないでしょ──は、感情的オーバーロードに対する撤退反応として機能してる。神経系が処理しきれないストレスで溢れると、基本的に緊急シャットダウンボタンを押す。昼寝じゃない。水平解離。

神経科学的にはムカつくほど論理的。ストレスを受けるとコルチゾールが出る。持続的なコルチゾール上昇は文字通り疲労を引き起こす。ストレス反応を調整しようとしてセロトニンを使い果たし、セロトニン枯渇が何を引き起こすかって?疲労感。だからあなたの脳は大げさなんじゃなくて、機能し続けるための神経化学的燃料がマジで底を尽きてる。ベッドは逃避先じゃない──給油所。問題は給油所を永住先と勘違いしてること。

回避の要素もある。ここが刺さるところ。ベッドにいる1時間はそのまま、決断しなくていい1時間、人に会わなくていい1時間、避ければ避けるほど膨らむ責任の山に向き合わなくていい1時間。そして残酷なアイロニー:回避が回避すべきものをさらに増やす。締め切り未達。未読のLINE。ドタキャンした約束。一つ一つが外の世界との壁にレンガを積み上げて、それがベッドをさらに必要に感じさせる。悪魔の技術者が設計したフィードバックループ。

人間関係にも特有のダメージがある。派手じゃない──ただ……消える。直近7回ドタキャンしたから友達はもう誘ってこない。恋愛対象にはある日は興味ありそうなのに次の日は完全に音信不通で混乱される。わざとゴーストしてるわけじゃない。自分のベッドに取り憑いてるだけで、周りの人間は巻き添え。

SNSの「ベッドロッティング」トレンドは全くもって最悪のタイミングだった。脳の緊急シャットダウンプロトコルを美学として再ブランディングしやがった。突然あなたのコーピングメカニズムにハッシュタグとモコモコブランケットのスポンサーがついた。でも意図的な休息日と、今週3回目の16時起床で時間がどこに消えたか説明できない状態の間には違いがある。片方はセルフケア。もう片方はあなたの精神が人生からイジェクトボタンを押してる。

寝腐りスペシャリストの成長の方向は、朝5時起き習慣を強制することでも朝ヨガに申し込むことでもない。それは暴力。本当のムーブは心理学者が言う「行動活性化」を構築すること──とんでもなく小さく始める。「走りに行け」じゃない。「ベッドの上で座る」くらい。それから「窓の近くに立つ」。最終的に「寝室の外に20分存在する」。朝型人間になることが目標じゃない。「起きてることは常にフルタイムの脅威じゃない」と神経系に証明することが目標。

ベッドはいつだってそこにある。とても忍耐強いパートナー。でも真実を教えてくれもしない。その真実とは:あなたが取ってる「休息」は休息じゃない。隠れてる。そして隠れることは長くやるほど居心地が悪くなる。枕がどんなに良くても。

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